ローマ法王が語る「15の病」覚書

2015年5月27日

キリスト教徒ではないのですが、心に刻んでおきたいローマ法王の言葉です。pecorinoです。こんばんは。

15-compressor
15-compressor

 

自分たちが不滅で不可欠だという感覚

自らを批判し改革できない法王庁は病気だ

働きすぎ

仕事をしたら休むことが必要

心が石のように頑固になる

泣いている人と共に泣き、喜ぶ人と共に喜ぶ。
人間的な繊細さを失うのは危ない

計画の立てすぎ

計画を変更しない方が楽かもしれないが、神のみ心に従う自由を失ってはならない

調和なく動く(縦割り社会)

和が乱れれば雑音が混じる音楽のようになる

妄執や誤った考えにとらわれる

初心を忘れる「魂のアルツハイマー」

張り合ったり虚飾に走ったりする

祭服の色や肩書きが人生の目的になる

現実に向き合わない

聖職者としての役割を放棄して、官僚主義的な仕事におさまる。
信者との交流を忘れる「統合失調症」

陰口を言う

はっきり物の言えない臆病者の病気。他社を批判する「陰口のテロ」

上司の神格化

上司をたたえる出世主義

他者への無関心

葬式のような深刻な顔

伝道者は喜びを伝えなければならないのに悲観的

物欲

内向き主義

閉じられた内輪を優先する

自己顕示主義

世俗的な利益を求め見栄を張る

2014年のクリスマスの挨拶で枢機卿に向けた言葉ですが、全てではなくてもあてはまることはあります。
気をつけねば。
(朝日新聞と読売新聞に掲載された記事を参考にしています)

原文

Screenshot of vaticaninsider.lastampa.it

ちなみに日本語で書いておいてこういうのも変なのですが、現地の発音では「フランチェスコ」だそうです。
イタリアでは「フランチェスコ」といえば、未だ「トッティ」の印象が強いようで、法王名が「フランチェスコ」となったときには、法王としては「1世」なのに「2世」といわれたそうですよ。

広告