【不眠の原因?】ブルーライトは悪くない

先日、とあるセミナーを受けてきました。
その内容の一部で興味深いものがありましたので、実体験を交えて掘り下げてみようかと思います。

【不眠の原因?】ブルーライトは悪くない photo by ぱくたそ
【不眠の原因?】ブルーライトは悪くない photo by ぱくたそ

寝る前の○○は眠れない?

よく言われていることなんですが、本当に寝る前のスマホやPC、テレビが不眠の原因に直結するんでしょうか。
僕自身のことでいうと、スマホは画面の色が変わるのが嫌なのでブルーライト対策はしていません。
また、仕事中にPCメガネを使うこともありますが、時間的な割合としては半々です。
理由は後ほど。

そんな僕はよく、スマホを見ながら寝落ちします。
おや、おかしいですね。
寝る前のスマホは不眠の原因のはずでしたよね。
なのに、なぜ寝落ちするのでしょうか。

こんな経験はありませんか?
母「お父さん、寝てるんやったらテレビ消しとくで」
ピッ!
父「おい、何消してんねん。見とるねん」
自分「(絶対寝てたやん…)」
テレビが不眠の原因なら、こんなことは起こりえない気がしますが。

パソコンでの単調な作業に眠気が…。
どうなっているのでしょうか。
PCの光は眠くならなくなるのではなかったんでしたっけ?

海やプールで眠くなる?

晴れた日の海で対して遊んでもいないのにビーチパラソルで昼寝。
よくある光景です。
でもこれも変です。
太陽光を浴びたら体内時計が調整されて眠気はむしろなくなるはずです。

朝起きたら朝日を浴びて目を覚まします。
というのであれば、晴れた日の海は照り返しによって朝日どころではない量の太陽光のはずです。
この考え方なら、浜辺やプールサイドは最も寝られない環境であるはずです。

ブルーライトは太陽からも出ている

話は戻りますが、仕事中は半々の割合でPCメガネを使っています。
データ入力や文章を作っているときには色は関係ないので、メガネを使うと楽な気がします。
一方でPCメガネはレンズに色が入っているので「色」を使うデザインでは使えません。

これはメガネ屋でも「ライターにはいいが、デザイナーにはちょっと」と言われていました。

もうひとつはブルーライト。
ブルーライトは「カットしなければいけないもの」になっています。
なんとなく人工的なものから出ているから体に悪い、という印象ですね。

ただ、太陽光にもブルーライトは含まれているそうです。
ということはブルーライトは自然界に存在していて、昔の人も浴びていたということになります。
「ブルーライト」というものが最近わかってきただけなんですね。

太陽光を浴びれば目が覚める。
寝る前のスマホが不眠になる、という理屈につながりそうです。

問題は、最初に戻って、スマホを見ながら寝落ちすることを考えなければなりません。

眠気の原因は別にある?

ところで、どういったときに眠くなるのかと考えてみましょう。

まずは睡眠不足。
睡眠不足、というぐらいですから、睡眠を取れば不足分が補えそうです。

次に、お昼ご飯のあと。
これには別のメカニズムがあり、ここではちょっと関係なさそうなので割愛。

そして疲れ。
疲れたら休めば良いのですが……これかも。

少なくとも20年以上前に比べても目は疲れているはずです。
パソコン、スマホ、タブレット……今は目に刺激が多すぎます。
これらから出るブルーライトが不眠の原因と言われていますが、むしろ逆。

現代人の目は疲れていて休みたいんです。
だから強い光を浴びると、疲れてしまって寝落ちするんですね。

ただし、これは全員に当てはまる、というわけでもなさそうです。
疲れ具合や個人差の問題もあります。
ですが、疲れ目で肩がこるのに、疲れ目で眠気に結びつかないのは不思議です。
ブルーライトがある意味では睡眠につながるかもしれないのです。

まとめ

  • 現代人の目は疲れている
  • 寝る前のスマホ・PC・テレビが全て不眠につながるわけではない。
  • ブルーライトは悪者ではない。

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