【超簡単レシピ付き】本場のカルボナーラを真似して作ってみた
BSプレミアムで放送された「2度目のローマ」で、カルボナーラの名店「Roscioli」のレシピが紹介されていました。
これまでは火加減が難しくて、どの番組で紹介されていたものも失敗でした。
ところが、Roscioliの作り方は聞いただけで真似できそうだったのでやってみました。
カルボナーラとは
カルボナーラはローマ発祥のパスタ。
材料は卵、チーズ、グアンチャーレ(豚の頬肉)、胡椒とパスタという、ごくシンプルなもの。
ソースをクリーム状に仕上げるための火加減が難しいのが特徴。
日本では生クリームが入っています。
あれは簡単にクリーム状に仕上げられること。
日本人好みの味になること。
この2つの理由で使われていると思われます。
しかしながら、濃厚かつ塩気が好きなイタリア人(ローマ人?)には必要なきものです。
どの店でも、生クリームなど必要ない!と断言されます。
ですから本場のカルボナーラはかなり塩気が効いてます。
ローマの名店Roscioliとは
僕が現地のカルボナーラと出会ったのは別の店です。
なので、この店の味は知りません。
ですが、超有名店ですのでお店のことは知っています。
すでに複数のテレビ番組で取り上げられるぐらいです。
イタリアのガイドブックをお持ちならまず載っていることでしょう。
もともと高級食材店らしく、材料からして絶品ばかり。
そりゃあおいしいはずです。
Roscioliのカルボナーラを作ってみよう
いきなり前言撤回の可能性があります。
厳選された食材がなければ、同じように作っても同じようにはならないからです。
それをご理解いただいた上で、すぐ手に入る代用品を活用します。
Roscioliの食材
オーガニック卵1個、ペコリーノ・ロマーノ(塩気の効いた羊の乳からできたチーズ、熟成24か月)、グアンチャーレ(豚の頬肉、熟成18か月)、黒こしょう(オリジナルブレンド)、極太のスパゲティ
チーズはペコリーノ・ロマーノとパルミジャーノ・レッジャーノのブレンドを使う店もあります。
Roscioliはペコリーノ・ロマーノのみです。
作り方(レシピ)
※パスタは良きタイミングで茹でているようです。
1.黒こしょうをローストする
2.グアンチャーレを炒める。おいしい油が出るのでオイルは不要
3.黄身1に対して白身4分の1の割合の卵をボウルで混ぜる
4.ペコリーノ・ロマーノを50グラムを3に混ぜる。塩気が多いので他の調味料は不要
5.ローストした黒こしょうとグアンチャーレを炒めた油と一緒に4に混ぜる
6.超極太スパゲティを5に投入
7.パスタを茹でた鍋の上に6をかざし、蒸気でボイル
8.良きところで皿に盛り、15ユーロの絶品カルボナーラの完成です!
pecorino流の食材
安売りの卵1個、粉チーズ(パルメザン)、カットベーコン、黒こしょう、オリーブオイル、もらい物の岩塩、サラダパスタ
わずか一人前のお試しだけにペコリーノチーズやパスタを買うのが惜しいです。
チーズは市販のパルメザン、パスタは使い切りのサラダパスタです。
オリーブオイルと岩塩が必要な理由は作り方の中でわかります。
作り方(レシピ)
1.卵焼き用フライパンにオリーブオイルを適当に入れて、切れてるベーコンを炒める。おいしい油などは出ないので
2.ボウルに卵を割って、粉チーズを50グラム混ぜる。塩気が少ないので岩塩も適度に投入
3.市販の黒こしょうを2にパラパラ散らす
4.茹でがったサラダパスタを3へ投入
5.混ぜながら湯気に晒す。
6.いい感じになったら皿に盛り付けて完成
この材料でいくとソースが少ないので、パスタは100グラム程度が良いです。
かなり薄味になるので、塩の量は少し多いかな、ぐらいがローマの味に近いかもしれません。
おわりに
材料にこだわりがなければ、すぐに揃えられます。
手順も微妙な火加減を考えない分簡単。
フライパンに卵がつかないから片付けも楽です。
もともと料理しない、できない僕にもできたので、きっと難しくないはず。
三拍子(?)揃った絶品カルボナーラ。
ぜひお試しあれ。
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