ネット上の延着(遅延)証明書が有効なのか確認しました

2015年7月7日

最近、インターネット上で電車の延着証明書がダウンロードできることを知りました。
便利な世の中になったなあ、と思う反面、果たしてこれは有効なのかという疑問を感じましたので、総務に確認しました。
もちろん会社ごとに対応が変わると思うので、あくまで僕自身が勤める会社での話です。

Railstation.net (http://www.railstation.net/

個人的な疑問としては以下です。
現状、電車が遅れていることはその電車に乗っていなくてもどれぐらいの時間遅れているかはすぐにわかります。
つまり、電車に乗っていないのに延着証明書が手に入るのです。
これが認められるとなると、平気で遅刻する輩が続出するのではないか、と。

確認した結果……。
現状、駅員から渡された証明書が原則です。
よほどのことがない限り、手渡されたものを提出してください。
とのことでした。
ついでに言うと「あとは信用問題」ということだったので、証明書よりも提出者の問題ということかもしれません。

と、いうわけで、鉄道会社は資源の無駄遣いや人的負担を少なくすることを狙ったのかもしれませんが、信用力ではまだまだ手渡しされた証明書を上回るものはない、ということになりました。
仮にプリントアウトして提出しようと思っても、僕自身ためらってしまいます。
やはり提出者がためらうようなものを、信用してくれ、というのは無理がありますね。

鉄道会社もこれを推進するには、もう少し信用性を高める工夫が必要だと思われます。
ちなみに、プリントアウトしたことはないので、何か信用に足る仕組みが、すでにあるのであれば慎んでお詫びをするところです。

以下、大手私鉄とJRの対応状況です。

大手私鉄

遅延証明と延着証明の違いはあるものの名鉄以外は全てありました。

JR各社

以外にもJRは各社で対応が分かれていました。新幹線はないようですね。

参考になれば幸いです。

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