ビジネスマンが政治家・小泉進次郎を見習うべき4つのポイント

衆議院議員である小泉進次郎氏が、初めての当選以来大人気です。今回の内閣改造では、当初官房副長官がうわさされるほどです。そうでなくても毎回の内閣改造では入閣がうわさされる進次郎氏(今回の自民党人事では筆頭副幹事長)。ビジネスマンは政治家である進次郎氏を見習うべきなのです。

ビジネスマンが政治家・小泉進次郎を見習うべき4つのポイント
ビジネスマンが政治家・小泉進次郎を見習うべき4つのポイント

小泉進次郎氏とは

いまさらですが、小泉進次郎氏は当選3回で36歳の衆議院議員。地元は横須賀市です。ご存知、小泉純一郎元総理の次男です(長男は俳優の小泉孝太郎氏)。

36歳といえばまだ政界では若手中の若手。初当選が民主党の政権交代選挙のときとあって、自民党の新顔が3人しか当選しなかったうちの1人です。現在は党の農水部会長。これまでも青年局長に抜擢されたり、候補者ではない参議院議員選挙の政見放送にも安倍総理大臣とともに登場しています。

そんな彼も、会社でいえば上司どころかトップである安倍総理大臣に対して、公然と批判することもあります。にもかかわらず人気は衰えません。これはやはり進次郎氏に組織の中で生き抜くうえで学ぶべきことが多いということではないでしょうか。

進次郎メソッド(双葉社)では、序章から5章まで余すところなく小泉進次郎氏の対話術が書かれています。進次郎氏には何をもってしても勝てる気がしないと思っていた僕が、ますます勝てる気がしなくなった見習うべき点をごく一部だけ紹介します。

1.まず非を認める

僕を含めて多くの人は、たとえ自分に非があったとしても認めたくないものです。政治家となると、その意識はもっと強いはず。なぜなら非を認めることは自己否定になりかねないからです。

進次郎氏の演説でよくあるのは、都合の悪いことを先に口にしておくことで、相手の反発心を封じておき「チャンスをください」と訴えていくのだそうです。「とにかく1票を」と叫ぶ政治家とはここで一線を画しているのです。

政治家の通り一辺倒の演説に飽き飽きしている僕たちにはそれが新鮮に映るのです。

もちろん失敗続きでは誰も相手にしません。そこで進次郎氏はうまく保険をかけているのです。

2.絶妙に保険をかける

「やる」と言ってできなければ非難され、「できない」と言えば生き残れないのは政治家もビジネスマンも同じこと。難題であるほど答えはあいまいにしておきたいものです。

そこで進次郎氏は課題に対して、一つの行動で達成できるものではないが、目標に向かってひとつひとつ解決していく、といった表現を使い、この中にできることをちりばめて「できない」という後ろ向きな表現を打ち消すのです。

3.情熱を共感してもらう

「やれ」とか「すべき」と言われたら反発したくなり、「黙ってついてこい」と言われても陰口をたたきたくなるのが人情。誰かを味方に付けるには反発されないことが大切です。

そこで進次郎氏。世の中を変えようという情熱を伝えるのではなく、情熱を感染させ共感してもらうようにするのです。「みなさんの参加」「みなさんの力」「共によくしよう」「一緒にがんばろう」、といった具合に、同じ目線の高さで訴えていくのです。

4.常に組織内野党

進次郎氏が変わっているのは、テレビなどで登場すると今なら安倍総理大臣や、所属する自民党の方針にかみついていることが多いのです。これが人気の一因にもなっているのですが、文句があるから党から出て行く、とはなりません。

「批判しても組織を飛び出すな」というのは、田中角栄氏の言葉の一つです。進次郎氏はまさにこれを体現しているといえます。実際、国政で自民党を飛び出して成功した人の方が少ない気もしますが、現総理大臣でさえも総裁選挙立候補前には新党立ち上げが噂されましたが出ていくことはありませんでした。

進次郎氏の場合、常に党内野党の立場にありつつ正論で批判しています。こうなると党幹部も公然と非難できませんし、国民からは「よくぞ言った」と称賛とはいかなくても、納得はでき進次郎氏の株を上げることになっているのです。

終わりに

小泉進次郎氏とは一度だけ街頭演説をチラ見したことがあります。当時は民主党の地方議員と行動を共にしていたこともあり、じっくり演説を聞く機会がありませんでした。

進次郎氏が当選した2008年の総選挙は、民主党が政権交代を実現した選挙だったことは冒頭で書きました。僕はそのとき大阪で民主党の候補者の運動員として選挙を戦い、最終日にはのちに総理大臣となる鳩山由紀夫氏の、大阪での最後の演説をサポートしたりしていました。

のちに政権交代選挙と呼ばれたあの総選挙では、小選挙区で必勝だった公明党の候補者が次々落選するなど、当時の政権与党には苦い思いしかないはずです。その選挙を勝ち抜いた進次郎氏ですから、僕にとってはやはり何をもってしても勝てない存在なのです。

今回紹介した見習うべきポイントは書籍の中の序盤の一部でしかないので、詳細はぜひ中身を読んでいただきたいです。

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