「7」について

2016年12月19日

年末になると思い出すことがあります。
僕自身が政治の世界を目指そうとした最初のきっかけでもあります。

お世辞にも治安が良いとは言えない街のことです。
とある女性が悩みを抱えて相談に乗ってもらっていました。
内容は子供を妊娠したが産むかどうか悩んでいる、というものでした。

相談を持ちかけられた側としては素直に賛辞を送るのがベターです。
しかし、この女性は出産するかどうか悩んでいるというのです。
悩みの理由を聞くとさらに深い闇がありました。

それは「こんなに治安が悪い世の中に子供を産んでも良いのかどうか」。
これに明快に答えられる人はいないでしょう。
僕はこの話を聞き、とりあえず自分に置き換えて考えました。
当時は未婚で親になるなど想像もできない頃でした。

「安心して子供を産めるような世の中にしたい」
これを実現できるのは政治しかない。

そういうことで政治の世界を目指し始めたのです。
しかしながら、最初は勉強のつもりで手伝った選挙にハマってしまいました。
選挙に向けた政治活動から選挙活動、政治資金パーティー、そして政権交代。

タイミングが良かったこともあってあらゆることを経験できました。
しかし次第に自分がもともと何のために政治の世界にいるのかを忘れてしまいました。

今現在、家庭を持つこととなり、子供もいます。
では、安心して子供を産めるような世界になったのか。
子供たちが大きくなったときに、安心安全な生活が送ることができるのか。

少なくとも僕自身が政治の場でそれを実現するのはもう無理でしょう。
ですから、政治家の皆さんには次の世代の子供たちのために頑張っていただきたいです。

ちなみに出産するかどうか悩んでいた女性ですが、悲劇が訪れることになります。
彼女は街に引っ越してきたばかりで、ろくに相談相手がいません。
そこで、旦那さんの同僚に相談していました。
しかし彼女は出産できたのかどうかはもう誰も知ることができません。

もう少し詳しく書くと、彼女の夫は刑事。
ベテランの同僚とともに連続殺人事件を捜査しています。
七つの大罪に沿って殺されていく被害者。
一体犯人は?
あっと驚く結末に心が震えます。

ブラッド・ピットの出世作「SE7EN」。
おすすめです。

ちなみに随分前のことですが、何年か連続で12月30日にテレビ放送されていました。
それがきっかけで年末になると思い出します。
ですので、年末年始の特番に飽きたらぜひどうぞ。

この作品がきっかけでブラッド・ピットとグウィネス・パルトロウが大好きになりました。
あと、政治の世界を目指したきっかけはフィクションではありません。
念のため。

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