あれは何だ?しょう油か?いや違うオレンジジュースだ!!

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『おれは自販機の前でしょう油を買ったと思っていたらいつの間にかオレンジジュースを飲んでいた』。な…なにを言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…あたまがどうにかなりそうだった…。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。かなりおいしいジュースの片鱗を味わったぜ…。

あれは何だ?しょう油か?いや違うオレンジジュースだ!!
あれは何だ?しょう油か?いや違うオレンジジュースだ!!

そんなわけで、ついポルナレフのような始まり方でしたが、どうみてもしょう油に見えるのですが購入して飲んでみるとオレンジジュースだったのです。しかも結構しっかりオレンジジュースで香りも間違いなくオレンジジュースだったのです。

自販機の中段にそれはありました
自販機の中段にそれはありました

これがチェリオから発売されている「なんちゃってオレンジ」。

しょう油にしか見えない「なんちゃってオレンジ」
しょう油にしか見えない「なんちゃってオレンジ」

ちゃんとパッケージには「これはしょう油ではありません」とご丁寧に日本語と英語の二か国語で書かれています。しかも「本物のしょう油を飲まないでください」などという優しさにあふれるメッセージもあります。

これは本物のしょう油
これは本物のしょう油

本物と比べてもかなりのしょう油感なわけですが、開封すると不思議なことに、というか当たり前なんですがオレンジジュースの香り。小皿に少量たらしたら間違いなく刺身を付けてしまうほどのクオリティですが、飲んでみるとまごうことなきオレンジジュース。ものすごくクオリティは高いのです。

こっちは「なんちゃってオレンジ」
こっちは「なんちゃってオレンジ」

思わず、チェリオのお客様相談室に電話しましたところ、快くお答えいただきました。

私「これはこういう色のオレンジがあるのですか?それとも着色しているのですか?」

チェ『原材料にあるカラメル色素で色付けされているものです』

「着色しているということはオレンジジュースでなくてもよかったということでしょうか。例えばリンゴジュースでもよかったと」

『それはどうでしょうか。担当部署に確認してみましょうか』

「ああいえ、そこまでは結構です。実は過去にも“なんちゃってオレンジ”を飲んだことがあるのですが、こういった商品は他にもあるのでしょうか」

『資料によると“なんちゃってコーラ”と“なんちゃってクリームソーダ”がありました』

「それぞれどんなパッケージですか?」

『コーラはしょう油で、クリームソーダはマヨネーズです』

「マヨネーズ??チャレンジしましたね!ところでこれは全国で買えるのですか?」

『自動販売機が近畿と中部、沖縄にしか設置していないので、自動販売機ではその地域でしか。インターネットでご購入いただければ24本セットで購入できますよ』

「箱入りで届いたら業者がしょう油を納品しているようにしか見えませんね。ありがとうございました」

ということで、対応いただいた相談室の方、ありがとうございました。今となってはリンゴジュースでもよかったのか聞いておけばよかった…。

自動販売機では近畿、中部、沖縄でしか購入できませんが、インターネットなら全国どこでも購入できます。24本からの購入になりますが、興味があればぜひお買い求めください。はっきり言っておいしいです。というかオーソドックスなオレンジジュースです。

「なんちゃってクリームソーダ」の復刻をお願いします。

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