【SNS+コンビニ】遠くの誰かに文書を届けたい

遠く離れた人に文書を送ろうと思った場合には様々な方法があります。
郵送やFAX、メール、DropboxやGoogleDriveなんてのも便利です。
ではこういう条件が付くといかがでしょう。
- 送りたい相手は外出中
- すぐに「紙」として必要
- 相手の連絡先が(下手をすれば名前すらも)わからない
こういったときにコンビニのネットプリントサービスをオススメします。
ちなみにこの方法を考え付いたのは今から10年ほど前。
今のようにスマホにからコンビニでデータを直接プリントアウトできる時代ではありませんでした。
そもそもスマホがなかったんですけどね。
ある日のこと、上層部からこういった決定が下りました。
”とある試験の解答速報を、会社の事務所がないところでも配る”
ここでのポイントは「配れないか?」というものではなく、「配る」。
決定事項です。
当然社内はちょっとした混乱に陥りました。
なにせ今までやったことがない上に、その方法は案すらもない状態。
事務所があるところはこれまでどおり、解答速報のデータをメールで送って印刷して試験会場に走ればよいのです。
しかし、事務所がないところではどうするのか。
そこで当時、自宅にプリンタがなかった僕の出番となったわけです。
「セブンイレブンのネットプリントを使ってアップしたデータを、試験会場最寄のセブンイレブンで印刷したらいいだけですよね」
なんせこの会社に入社したときの職務経歴書はこのサービスでプリントアウトしたものです。
このサービスについては熟知していると言っても過言ではないわけです。
かくしてこの案は即時承認となり、以後数年に渡って利用されることとなりました。
現在はスマホで受け取れるファイルの種類も増え、メアドを知らなくても送信する方法が増えました。
なにより、近所迷惑になるので解答速報を配らなくなりました。
さて、前置きが長くなりました。
当時はセブンイレブンしかやっていなかったこのサービス。
現在は全国展開のコンビニならどこでもやってます。
これを利用すれば、見ず知らずの人にも「紙」で文書を届けられます。
ただし条件があります。
SNSでつながっていること。
twitterでもfacebookでも良いのですが、noteがベストです。
理由は後ほど。
もうひとつは何よりネットプリントサービスに会員登録(無料)していること。
その辺のことは簡単なので、それぞれで確認してください。
発信者の動き
- ネットプリントサービスを使って文書をアップロード
- その際に発行される登録番号(これがないとプリントアウトできません)を控える
- SNSで登録番号を伝達
受け手の動き
- SNSで登録番号を確認
- コンビ二に走って文書をプリントアウト
- 必要枚数分コピー
という具合です。
登録番号の部分はアルファベットも選択できますが、番号の方が伝えやすいので。
実際にこの方法は「原発反対」のデモなんかで使われていたんではないかと思っています。
全国の活動家が全く同じ抗議文を掲げているというのは、なかなかできることではないですから。

さて、SNSでもnoteをオススメするのには理由があります。
noteは登録番号の公開を有料化(100円~上限あり)できるからです。
もちろん有料とするのであれば、それなりの理由が必要です。
僕は条件が整っていれば、どういう活動をするのであれ有料化はアリだと思っています。
ちなみにこの2つの方法を組み合わせている例も実はすでにあります。
僕の記憶では大学生協だったのではないかと思います。
確かこんな感じでした。
- 本部が学生向けの新聞を作成しネットプリントサービスにアップ。
- noteで登録番号を有料公開。
- フォローしている全国の支部が代金を支払い登録番号を確認。
- コンビニで原本をプリントアウト。
本部は作成代金がもらえますし、支部は1枚手に入ればあとは必要枚数印刷するだけ。
すばらしい利用方法だと思います。
さて、私自身はこの方法を活用することは今のところないのですが、何かのお役に立てれば。