京都でブラック・ジャックの企画展を見てきました

乗り継ぎ以外で京都に行くのは何年ぶりでしょうね。pecorinoです。

マンガ好きの聖地、国際マンガミュージアムでブラック・ジャックの企画展が開催されているので行ってきました。今、売れっ子の医師がブラック・ジャックの好きなシーンをピックアップするというもの。そうそうたる顔ぶれ……何でしょうけど、病院とか医者との接点があまりない僕には、天皇陛下の執刀医である天野さんぐらいしか知りません。

一方、そんなそうそうたる顔ぶれの医師の方々はみんなブラック・ジャックがお好きなようで(そもそも好きでなければピックアップしないか)。でもブラック・ジャックは医師免許がないモグリの天才外科医。一見するとおかしな構図ですね。

僕自身は全てのエピソードを記憶しているどころか、読んだわけでもありません。近年になってアニメ化された際には全て見ましたが、さすがにゴールデンでやっていただけあって、子供向けになってましたね。あれでは真の魅力は伝わらないです。今、深夜に放送したら原作に近いものができるかもしれません。「墓場鬼太郎」のように。

さて、ブラック・ジャックといえばピノコです。さすがにピノコ誕生のエピソードは放送できないかもしれませんね。ただピノコの存在はすごく大事で、彼女がいないと話が暗くなりすぎて読むに読めないんじゃないかと思います。
これは「ベルセルク」にも通じるところがあって、パックの存在が物語にギャグテイストを与えていてちょっと安心します。くしくも登場人物の一人がそのことにも少し触れていますけどね。

僕が知る限り、医療マンガの魁。にも関わらず主人公はモグリの外科医。今はフリーの医師はいても、モグリの医師を登場させるのは至難の業でしょうね。

医師たちのブラック・ジャック展は5月10日までです。
京都国際マンガミュージアム

 
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