都になるのか、都にさせるのか、それが問題だ~「大阪都構想」~

今話題のウェアラブルかと思ったら、花粉対策メガネでした。pecorinoです。こんばんは。

このあと5月に住民投票があります。都構想に賛成か反対かを問うわけですが、正直僕はどっちでもいいんです。
そもそも投票できないですし。
大阪の話なのに、大阪の人間が意見できないのかよ!と思うのですが、実は先日それが終わったんですよ。

大阪市内選挙の結果は…

統一地方選挙の前半が終わりました。
大阪市民と堺市民からしたら前半もクソもないのですが、とりあえず終わりました。
結果から見ると、大阪市民は大阪都構想に対して悩んでいるみたいなんですが、周辺自治体の人たちは割りと賛成みたいですよ。

あくまで結果だけを見ると、大阪市会議員は維新が第一党。そもそも過半数の候補者がいなかったから、過半数は不可能としても議席は増えました。
びっくりしたのは常勝関西だったはずの公明党が1人落選してました。共産党が強い此花区だったので、住民投票賛成の余波かもしれません。
ともかく、大阪市民は維新=都構想を選んだのかな、と思ったんですが、そうではなさそうです。

それは府会議員の方の結果を見ると、大阪市内で都構想反対の自民・公明ががんばったから。市会では維新、府会では自公、という感じでしょうか。悩んでいるように見えますね。

周辺自治体の選挙結果は…

堺市議会議員でも維新が第一党です。議席数も増やしました。こちらは自民党の議席が減っています。
大阪市以外の府会議員はどうだったかというと、維新の候補者は32人中28人当選で、しかも2人区は全員当選です。これは強い。そもそも候補者がいなかった交野市を除くと、維新の候補者が当選しなかったのは池田市と松原市だけです。枚方市にいたっては維新の公認と維新の推薦の2人が勝ちあがってます。

この結果は周辺自治体の府民が、維新=都構想をそれなりに支持していると見ていいのではないかと思えます。
と、いったところで住民投票できるのは大阪市民だけなので、大阪市民とそれ以外の府民に何かしらの差があるのかもしれません。
もしかしたら大阪市民は、都構想をかなりきちんと理解しているのかもしれませんね。その上で悩んでいるのかもしれません。

大阪都に「させる」

いろんなアンケートでも都構想の是非は拮抗しています。ただし、実際に住民投票しない府民は、ある意味では統一地方選挙で都構想賛成を表明したとも取れます。
こうなると大阪市民にとっては複雑でしょうね。(今のところ)関係なく、都構想の理解が少ないかもしれない府民が勝手に賛成しているんですから。
仮に1%でも賛成が上回ったら構想はもう止まらないわけですし、49%の人たちは「なった」のではなく「させられた」感が出てきそうな気もします。

都構想には反対?賛成?

正直、僕自身は反対です。今は自宅の住所が変わるわけでもないし、日常生活には何の関係もないかもしれません。でも会社の住所が変わったり、取引先の住所が変わるのは困ります。封筒やら名刺やら、細かいことをいうと、メールの署名やら。

そもそも「大阪都」という響きが、なんだか落ち着かないので嫌です。「大阪都」にするにはハードルがかなり高いようですが、「府」でいいと思いますよ。名は体を表すのかもしれませんが、大阪は時期もごく短期間ですが、かつて都だった時期がありましたが今は都ではないですしね。

とまあ、僕もそんな知識しかないですよ。だって今は関係のない話なんですもん。

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