「令和」は美しい国 日本

2019年4月3日

平成の次の元号が発表されましたが、「令和」について考えてみました。

美しい国 日本

まずは漢字の意味から。
「令」はどうにも命令や司令塔という単語からも、『命じる』のイメージが先行します。が、しかし、頭につけてみると意味が変わります。令嬢や令息は他人の親族への敬称になり、令名など『立派な』『姿形が良い』という意味にもなります。

一方の「和」は、なごやかなといった意味もありますが、やはり和風、和装など『日本』という印象が強くなります。

これらを並べた「令和」は、『美しい国 日本』となり、現首相である安倍晋三氏の著書「美しい国へ」と重なるのです。

実は不景気?

「令和」の出典は万葉集・梅花の歌の序文でした。安倍総理は

「厳しい寒さのあとに春の訪れを告げ、みごとに咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定いたしました。」

と記者会見で述べています。

このことからも、現在の厳しい寒さの平成のあとに、令和という春の訪れを告げる梅が咲き誇り、東京五輪や万博という希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせる…と考えているのでしょう。

つまり、今は厳しい時期という認識であり、公式的には戦後最長の好景気としているが、実感としては厳しいのだ、と言っているのです。

RかLか

そんなことを確認するのか?と思ったのがアルファベットの頭文字。確かに大事ですし、これをもとに元号予想をしていた人も多いことでしょう。だからといって「れいわ」がLであるはずがないのです。

まず安倍総理がこだわったのは、出典を日本由来にすること。つまり日本語の発音にないLであるはずがなく、むしろ当然Rだったわけです。

Lかどうか悩んだ人に聞きたいのですが、「れいわ」とキーボードで打つときLから始めますか?

いつか菅氏を総理に…

安倍総理の会見でもありましたが「令和」の出典は万葉集・梅花の歌の序文。日本の花といえば「桜」を思い出すのですが、あえての「梅」。これには何か理由があるはずです。

現在では花見といえば「桜」ですが、かつて、それこそ奈良時代は「梅」や「萩」だったそうです。万葉集も桜の歌より梅の歌の方がかなりの差で多いのもその証拠でしょう。ですから梅を選ぶことになったともいえます。

そもそも梅花の歌の序文は、大伴旅人が太宰府での梅見(当時は花見)を始める際に周囲に語ったものなのですが、「大宰府」に「梅」といえばもちろん菅原道真です。

菅原道真は学問の神様として受験生にとっては拝んでも拝み足りない存在ですが、彼は政争に巻き込まれて太宰府に流された、いわば犯罪者だったわけです。しかも復讐のために怨霊となった恐るべき存在でもありました。小倉百人一首では本名での掲載がはばかられたため「菅家」とされました。

ここで注目されるのは「令和」を発表した菅官房長官。前回の発表者の小渕恵三氏も総理大臣になっていることから、安倍総理大臣が梅を選んだ(安倍総理大臣が選んだかはわからないが)のは、いつか菅氏を総理大臣にしよう、という意図があったと考えるのは考えすぎでしょうか。

まとめ

「令和」について、勝手な考えを書いてみました。「やんごとなくない?」と言いながら笑い飛ばしましょう。

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