【朗報?】コンビニにあふれるカールもどき?の実態に迫る
お菓子の定番として名を馳せた「カール」。全国販売終了からまもなく一年。福井県、岐阜県、三重県から東(あえて東日本という)に住む人々にとって、さぞや辛く悲しいことであろうとお察し申し上げます。
ところがです。最近、気がついたのですが、カールがあるはずの西日本でもコンビニではカールを見ないのです。そこには「カールを意識しすぎたお菓子」の存在があったのです。
デイリーヤマザキ
濃厚チーズスナック 108円(税込) 東ハト
まず驚いたのが、世界のヤマザキがヤマザキではなく東ハトのものだということ。オレオのヤマザキオリジナルはできても、カールはできなかったのか。

4種のチーズが使われた本格派。大きさは小さめで、食べやすさ重視。軽い口当たりでカールの唯一の欠点である、歯につくのを抑えたところが高評価。

ファミリーマート

か〜るいチーズスナック 108円(税込) 東ハト
世界のヤマザキが採用した東ハトは、ファミリーマートでも採用。しかしながらこちらはファミリーマートと東ハトの共同開発。

6種のチーズを使い、名前までかなり意識して本家カールに近づけてきた。東ハトの仕様なのか、やはり歯につきにくいところは高評価。

ローソン

カーリースナック 108円(税込) ジャパンフリトレー
マイクポップコーンでお馴染みのジャパンフリトレーとローソンの共同開発。

しかしながら見た目が似ているだけの別物感があります。口当たりも食感もエアー感があって軽すぎます。確かにカーリーなのかもしれませんし、カールと言われたらだまされそうになるかもしれません。しかしこれはカールではないです。

そもそもカールではないんですが。
カール

カール 明治
最後に本家カールにご登場願いました。パッケージにはおなじみのカールおじさん。ファミリーマートと数は同じの6種類のチーズは、イラストのみでチーズの種類はわかりません。

裏面には類似品との差別化を狙ってか、カールがいかにカールであるかがイラストを交えて描かれています。原材料にも「チーズパウダー」とだけしか書かれておらず、6種類のチーズは不明のまま。

しかしながら、やはり本家。東日本の人々が本物でなくても食べたいと願う理由がよくわかります。本家にはどうあがいても本家の流儀があるということなんですね。

忘れてはいけないのですが、本家カールにはチーズアジ以外にもフレーバーがあり、個人的には「うす味」という、なにの薄味なのかわからないフレーバーが好きです。
終わりに
今回、ファミリーマート、ヤマザキデイリーストア、ローソン以外に、セブンイレブンとミニストップにもカール類似品を探しに行きました。
セブンイレブンには食感が似ているとされたものはありましたが、形状がカールとは違っていたために除外しました。
ミニストップには本家カールが販売されていたため、類似品はありませんでした。福井、岐阜、三重以東のミニストップには、類似品があるのかもしれませんので、また訪れて確認したいと思ってます。
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